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2009.01.07 (Wed)

無駄あがき

…ひ…め、はじめようとかんばってみたものの
…なんで致すまでにこんなに時間がかかんだ……!!

そんなところが可愛いんだけど……!下の日記のように生涯で
対べんけいさん1回だったら甲斐性なしだ!!といわれてしまったので
(そういえば、語った直後にも即「せめて2回にしろ」と言われたよね…?
もっと、もっとよくろうたん!!弁慶さんがラスボス級に…ケフッ!!
だけど、これも鍛錬だと思って…!!

と脳内九郎を説得している間になぜか今巷で流行っているらしい
『けもみみ話』がずるずる書き進んでいます。
けもみみの先達さん方々の『弁慶さんににゃんこ』も震えが来るほど可愛いけど、
やっぱり九郎さんでしょう。
……くろうが可愛すぎて最近自分がちょっとかわいそうです。

以下、けもみみ。
ガッツ入った方のみ、GO。



【More・・・】

九郎が朝餉に現れない。

誰よりも朝が早く、時間に厳しい九郎にしては珍しい事態に
弁慶は小首を傾げ、心当たりを反芻しながら彼の部屋へと足を向けた。

そういえば昨日、望美さんと盛大な喧嘩をしていた……が、
まさかそんなことくらいであの九郎が職務を放棄するとは考えられない。

「……起きてこられない程、具合が悪い…のでしょうかね?」

主君にそんな素振りを見付けられなかった薬師殿は眉間に少しだけ
皺をこさえて、障子の前に立った。

「……九郎、起きていますか?」

確認の言葉を口にしながらも、遠慮なく歩を進めると
御簾の向こうには微かに人の気配がある。
垣間見れば、それは上掛けを頭からすっぽりと被った奇妙な寝姿をしていた。

「……?九郎??」
「……べ…弁慶…か?なんでもないんだ…だから…」

もぞり、と人影が動く。聞こえてきたのは間違いなく九郎の声だ。
声などが掠れた様子はなく、元気そうなのだが……
だからこそ、明らかに不審だった。

「……なんでもないようには見えないのですが…」

ついでに、そんな風体を晒しつつ『なんでもない』という、
見え透いた嘘もちょっとだけ弁慶の癪に障っていた。

「ようやく九郎が女性と逢瀬を果たしてその姿を匿っているのであれば
赤飯を炊いて差し上げますし、拾ってきた動物でも隠しているならば、
景時に相談して上げますし、ぎっくり腰で立ち上がれないのであれば
下の世話だってしてあげますから…そんなに拗ねないで下さいね~…」

だって僕、君の軍師ですから。

穏やかな言葉とは裏腹に、九郎が身を守るように被った上掛けに手をかけ、
素早い動作で剥ぐ。流石は昔、荒法師と呼ばれ、千本の刀を
追い剥ぎしようとしただけのことはある一瞬の神業に、九郎は成す術もなく
板張りの上にほいと投げ出された。

「……ちょ…べんけ…!!」

「………っ?!くろう…?」

……これのどこか『なんでもない』のだろうか。
弁慶はしぱしぱしぱと3回瞬きをして、天を仰いだ。
もう一度、視線を戻すと……状況は全く変わらない。

「や…だいじょうぶだから…見ないでくれ…」
何度も瞬きを繰り返した瞳に映る九郎の頭には
ふわふわとした犬の耳が見えていた。

「……これのどこか…」
大丈夫なんですか……。
と、恐怖と好奇心に苛まれ伸ばした指先が竦み上がるように
小さくなった九郎の髪に伸びる。

「……う…っ…」

なるほど、触れて見るとふんわりと柔らかな毛並が心地よく、
本当に血の通った獣の耳であるから驚愕する。
亜麻色の髪よりも少しだけ色素の薄いそこはすっかりその風貌に馴染み、
九郎の焦燥をそのまま表したかのように、時たま神経質そうにぴくぴくと
震えていた。

「……なあ弁慶。お前にだから見せるんだ…なんとか…ならないものか」
自らの身に起こった未曾有の異変に、九郎の意思の強い瞳が揺れる。

「九郎、何か心当たりがあれば教えてください。
しかし…呪詛や穢れの類では僕などではどうにも…」

九郎に向ける言葉の先、彼の足元には今の心情を雄弁に物語るように
縮こまったふんわりとした犬の尻尾すら見える…。


いったい何がどうしてしまったのか。
いったいどうしたらいいのか。

非常識と超常現象の間、ぐるぐると堂々巡りを繰り返す思考の中、
弁慶が放心したように返した答えに、九郎は肺の中の酸素をすべて吐き出すような
盛大なため息を吐き出した。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
新年なので、普段と違う感じにチャレンジしたのでなんだか、ぎこちない。
ギャグテイストは文章におこすと勢いが足りないのでなんだかななのですが、
脳内で妄想する分には非常に楽しいですね…!!


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